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2017年9月 2日 (土)

エンリ

我が家に留学生が来ました。
南米パラグアイから来た高校生男子、エンリです。
「はじめまして。わたしのなまえはエンリです。どうぞよろしくおねがいします。」と上手な日本語でいうのですが、実はそれ以外、ほとんど日本語がわかりません。
初日はクロックスで家の中を歩き、あわてて教えました。
母国語はスペイン語だそうで、お互いまあまあの英語でなんとか意思疎通をしています。
小学生の娘はたくましくて、日本語を少しずつ教えてエンリのわかる日本語を増やし、日本語で意思疎通を押し通しています。
子供は壁がなくてすごいなあ、と思います。
 
 
高校生の時に1年間留学した経験から、いつか留学生を恩返しに受け入れたいと思い、7年ほど前にホストファミリーの登録をしました。
でもずっとお声がかからなかったので、きっとうちは子供も小さいし共働きで忙しいからホストファミリーとしては不適格なんだろうと思っていました。
どうも、震災があってから、留学生がぱったり来なかったのが実情だったようです。
 
地球の裏側の初めて会う家族と暮らすなんて、高校生なのにエンリはとても勇気があると思います。
ただ、ホストファミリーを始めてみて、ホストファミリーもすごく大変なんだなあと実感しました。
あらためて30年ほど前に受け入れてくれたファミリーに感謝したり、あの時の自分はどうだったんだろうと反省をしたり、いろいろ忘れていた記憶がよみがえります。
エンリは4か月間ですが私は1年間だったので、さぞ受け入れる方も大変だっただろうと思います。
大人になった私は適応力が減ったのか、自分の家に他の人がいることになかなか慣れません。子供たちは適応力が高いようで、エンリがいることを喜んでいます。
エンリが来てうちの中が明るくなった、とまで言われます。学校から帰ってくると、一言目は「エンリは帰ってる?」です。別にそんなにコミュニケーションを積極的にとっているわけではないようなのですが、ただそばにいるだけで楽しいようなのです。不思議です。
 
4か月、まあまあ長いので、息を切らさないよう無理せずにやって行きたいです。4か月後に、エンリが日本滞在を自分の人生の宝物にできるよう、お手伝いできたらいいと思います。
 
獣医師:高橋 敦子

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